改札エラーの起こる原因

複数枚エラー(混信)

1.複数枚エラー(混信など)
スイカ、イコカ、ピタパ、パスモなど相互乗り入れが可能なカード複数枚を財布や定期入れに入れてしまうと、改札リーダーはどれを使って乗車するのか判断できないために、エラー表示をして入退場できないようにしています。

相互干渉

2.相互干渉(エネルギーの取り合い)
ICカードのエネルギー源である磁界を、IC乗車券を含む複数枚のカードで取り合ってしまうと、IC乗車券に十分なエネルギーが供給されず、改札エラーを起こしてしまいます。

2007年3月より首都圏の私鉄・地下鉄・バス会社が共通のIC乗車券「パスモ」を発行し、JRの自動改札機でも使えるようになります。その利用者は大変な数になることが予想されます。大変便利になる反面、改札エラーによる混乱が懸念されます。特に朝のラッシュ時に改札エラーが頻繁に起こると非常に厄介です。

特にすでにスイカを持っていて、新たにパスモを購入する方は注意が必要です。2枚のIC乗車券を一緒に定期入れや財布に入れたままタッチアンドゴーするとエラーが起こりやすくなります。スイカとパスモを同じ定期入れや財布に入れて使用するためには、その定期入れや財布にIC乗車券を切替えて使える機能が必要です。それがなければ、IC乗車券を定期入れから出して直接自動改札機にタッチしてください。

「みんなの交通機関を大事に使いましょう!」
スイカやイコカ、ピタパ、トイカ、パスモが他の非接触式ICカードと大きく違うところは、改札を通過するほんのわずかな時間で確実に読み込まれなければならないいうことです。正しい知識を持って改札エラーを起こさないよう、お心がけをお願いします。